フォームを左右に分割する 【注意書き】●VB.NET を使っているものとします。●動作環境は、Windows XX を使用しているとします。.NET でも、フォームを左右に分割することが可能です。この機能を使えば、簡単に、フォームに表示される境界線をマウスでドラッグして表示スペースを調整させるなどの機能を持たせたアプリケーションを作成することができます。フォームに次の様なコードを記述します-----------VB.NETコーディングここから-------------------1.フォームに、 テキストボックスコントロール を配置します。 下記は、デフォルトのオブジェクトの名前と配置を示しています。 ┏━━━━━┓ ┃TextBox1 ┃ ┃※複数行 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━┛2.テキストボックスコントロール TextBox1は、 複数行の入力とするため、 Multiline プロパティを True にします。(複数行) Dock プロパティを Left にします。3.次にフォームに、 スプリッターコントロール を配置します。 下記は、デフォルトのオブジェクトの名前と配置を示しています。 ┏━━━━━┓┏━┓ ┃TextBox1 ┃┃Sp┃ ┃※複数行 ┃┃li┃ ┃ ┃┃tt┃ ┃ ┃┃er┃ ┃ ┃┃1 ┃ ┗━━━━━┛┗━┛4.スプリッターコントロール Splitter1の、 Dock プロパティを Left にします。5.次にフォームに、 テキストボックスコントロール を配置します。 下記は、デフォルトのオブジェクトの名前と配置を示しています。 ┏━━━━━┓┏━┓┏━━━━━┓ ┃TextBox1 ┃┃Sp┃┃TextBox2 ┃ ┃※複数行 ┃┃li┃┃※複数行 ┃ ┃ ┃┃tt┃┃ ┃ ┃ ┃┃er┃┃ ┃ ┃ ┃┃1 ┃┃ ┃ ┗━━━━━┛┗━┛┗━━━━━┛6.テキストボックスコントロール TextBox2は、 複数行の入力とするため、 Multiline プロパティを True にします。(複数行) Dock プロパティを Fill にします。7.ビルドして実行します。8.フォームに表示された スピリッター(境界線)をマウスでドラッグします。9.左右のテキストボックスがそれにあわせて 表示領域を拡大したり縮小したりします。-----------VB.NETコーディングここまで-------------------本サンプルは、コントロール配置とプロパティ設定の順番を厳守する必要があります。コントロール配置とプロパティ設定の順番を入れ替えたりすると、適切に動作しなくなる恐れがあります。スピリッターコントロールを使うと、画面分割したアプリケーション、たとえばフレーム形式のhtmコンテンツ画面などのイメージのアプリケーションが作成できます。
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