テキストの入力の可・不可を切り替えする .NET でも、テキストの入力の可・不可を切り替えさせることが可能です。この機能を使えば、簡単に、入力した値の変更はさせたくないが、コピー&ペーストの機能は使わせたいといった事などの機能を簡単に作成できます。フォームに次の様なコードを記述します-----------VB.NETコーディングここから-------------------1.フォームに、テキストボックスコントロール、 ボタンコントロール を配置します。 下記は、デフォルトのオブジェクトの名前と配置を示しています。 ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃TextBox1 ┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━┓ ┃Button1 ┃ ┗━━━━┛2.ボタンコントロールの Button1 text プロパティに「切り替え」と記述します。 ※説明用のためです。必須ではありません。 ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃TextBox1 ┃ ┗━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━┓ ┃切り替え┃ ┗━━━━┛3.ボタンコントロールをダブルクリックして、 ボタンのクリックイベントの編集を開始して、 次のコードを記述します。 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click 'テキストの入力モードの切り替え TextBox1.ReadOnly = Not TextBox1.ReadOnly End Sub4.ビルドして実行します。5.フォームに表示された ボタン「切り替え」を押します。6.テキストボックスのバックが灰色になるが、 テキストの内容をコピーでき、他へペーストが行えます-----------VB.NETコーディングここまで-------------------Labelコントロールでは、その内容のコピー&ペーストが行えませんが、テキストボックスのReadOnlyプロパティをFalse にすることで、変更の不可を実現しつつ、その内容のコピー&ペーストが行える機能を提供することが可能です。
Copyright(c)2001-2004 Ai Net Makoto 記事・情報の無断転載を禁止します。