ファイルをドラッグアンドドロップする .NET でも、ドラッグアンドドロップでファイル情報を取得することが可能です。この機能を使えば、ドラッグアンドドロップでファイルのオープンや自動処理などを行うアプリケーションを作成することができます。フォームに次の様なコードを記述します-----------VB.NETコーディングここから-------------------1.フォームに、リストボックスコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 ListBox1)2.配置したリストボックコントロール ListBox1 を 選択して、プロパティウィンドウの「AllowDrop」プロパティを True にします。3.フォームで右クリックして、「コードの表示」を 選び、コード編集画面にします。4.コード編集画面で、編集画面上部にある2種類のドロップダウン のうち、左側のドロップダウンをクリックして、 一覧を表示し、(ListBox1) を選びます5.コード編集画面で、編集画面上部にある2種類のドロップダウン のうち、右側のドロップダウンをクリックして、 一覧を表示し、DragEnter を選びます6.コードデザイナによって、自動的に、 イベントプロシージャが作成されます。 次のコードを記述します。 Private Sub ListBox1_DragEnter(ByVal sender As Object, _ ByVal e As System.Windows.Forms.DragEventArgs) _ Handles ListBox1.DragEnter '関連連づけの確認をしています。 'この場合、ドラッグアンドドロップの形式であるかどうか? If e.Data.GetDataPresent(DataFormats.FileDrop) Then 'ドロップ効果を取得 e.Effect = DragDropEffects.Copy Else 'ドロップ効果を破棄 e.Effect = DragDropEffects.None End If End Sub7.コード編集画面で、編集画面上部にある2種類のドロップダウン のうち、左側のドロップダウンをクリックして、 一覧を表示し、(ListBox1) を選びます8.コード編集画面で、編集画面上部にある2種類のドロップダウン のうち、右側のドロップダウンでをクリックして、 一覧を表示し、DragDrop を選びます9.コードデザイナによって、自動的に、 イベントプロシージャが作成されます。 次のコードを記述します。 Private Sub ListBox1_DragDrop(ByVal sender As Object, _ ByVal e As System.Windows.Forms.DragEventArgs) _ Handles ListBox1.DragDrop 'DragEnterイベントで、取得した情報を追加 ListBox1.Items.AddRange(e.Data.GetData(DataFormats.FileDrop)) End Sub10.ビルドして実行します。11.フォームに、エクスプローラなどから ファイルをドラッグ&ドロップします。12.リストボックスにドラッグアンドドロップした ファイルのパスが追加表示されます。-----------VB.NETコーディングここまで-------------------ドラッグアンドドロップは、アプリケーションにとって、強力な機能になりますねっ。操作性を向上させたアプリケーションは、ユーザーにとって、ストレスを感じない仕上がりになると思います。
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