環境変数を取得する .NET でも、環境変数を取得参照することが可能です。この機能を使えば、インストール先ディレクトリや、OSに応じた設定を容易に行うことが可能です。ここでは、環境変数のすべてを表示しています。フォームに次の様なコードを記述します-----------VB.NETコーディングここから-------------------1.フォームに、テキストボックスコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 TextBox1)2.配置したステキストボックスコントロール TextBox1 を 選択して、プロパティウィンドウの 「Multiline」プロパティを True にします。 (デフォルトのオブジェクトの名前 TextBox1)3.フォームに、ボタンコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 Button1)4.ボタンコントロールの text プロパティに「環境変数取得」と記述します。 ※説明用のためです。必須ではありません。5.ボタンコントロールをダブルクリックして、 ボタンのクリックイベントの編集を開始して、 次のコードを記述します。 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click Dim strENV As String 'ワーク Dim index As Integer = 1 '最初 Dim strKHSTR As String '環境変数を表示 'オペレーティング システムの環境変数に関連付けられた '文字列を返します strENV = Environ(index) Do While (strENV <> "") index += 1 strENV = Environ(index) strKHSTR = strKHSTR + strENV Loop TextBox1.Text = strKHSTR End Sub6.ビルドして実行します。7.フォームに表示された「環境変数取得」を押すと、 環境変数の内容がテキストボックスに表示されます。-----------VB.NETコーディングここまで-------------------環境変数の環境ストリングテーブルで指定することももちろん可能です。 'コンピュータの名前 strCOM = Environ("COMPUTERNAME") 'OS strOS = Environ("OS") 'テンポラリディレクトリ strTEMP = Environ("Temp") 'パス strPATH = Environ("PATH")使用する場面は、上記ように環境ストリングテーブルで指定する方が圧倒的に多いかと思います。
Copyright(c)2001-2004 Ai Net Makoto 記事・情報の無断転載を禁止します。