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マウスの左右ボタン判定をする

.NET でも、マウスの左右ボタン判定をすることが可能です。 この機能を使えば、左クリックの機能、右クリックの機能を 作成することができます。 フォームに次の様なコードを記述します -----------VB.NETコーディングここから------------------- １．フォームに、ラベルコントロールを配置します。     （デフォルトのオブジェクトの名前 Label1） ２．フォームで右クリックして、「コードの表示」を 　　選び、コード編集画面にします。 ３．コード編集画面で、編集画面上部にある２種類のドロップダウン     のうち、左側のドロップダウンである、     Form1が選択されているドロップダウンをクリックして、     一覧を表示し、(Base Class Events) を選びます ４．コード編集画面で、編集画面上部にある２種類のドロップダウン     のうち、右側のドロップダウンである、     Declarationsが選択されているドロップダウンをクリックして、     一覧を表示し、MouseDown を選びます ５．コードデザイナによって、自動的に、 　　イベントプロシージャが作成されます。 　　次のコードを記述します。     Private Sub Form1_MouseDown(ByVal sender As Object, _       ByVal e As System.Windows.Forms.MouseEventArgs _         ) Handles MyBase.MouseDown         Select Case e.Button             Case MouseButtons.Right                 Label1.Text = "右クリック"             Case MouseButtons.Left                 Label1.Text = "左クリック"             Case MouseButtons.Middle                 Label1.Text = "中央ボタン"             Case MouseButtons.XButton1                 'Windows2000から5ボタンサポート                 Label1.Text = "ブラウザ戻る"             Case MouseButtons.XButton2                 'Windows2000から5ボタンサポート                 Label1.Text = "ブラウザ進む"             Case MouseButtons.None                 Label1.Text = "なし"         End Select     End Sub ６．ビルドして実行します。 ７．フォームを左クリックしてみます。 ８．ラベルに「左クリック」と表示されます。 ９．フォームを右クリックしてみます。 １０．ラベルに「右クリック」と表示されます。 -----------VB.NETコーディングここまで------------------- Windows2000よりサポートされたマウス５ボタンも もちろん、認識できます。 MouseButtons.Right     '右 MouseButtons.Left      '左 MouseButtons.Middle    'スクロールや決定 MouseButtons.XButton1  'ブラウザ戻る MouseButtons.XButton2  'ブラウザ進む アプリケーションを操作するユーザーが初心者の場合は、 左クリックが中心にオペレーションするかと思いますが、 慣れてきたユーザーは、その効率性への欲求不満が生じてきますねっ。 そこで、右クリックが重宝してくるかと思います。 右クリックで利便性を高めておく事で、 そのアプリケーションの使い勝手がいい方向に変わっていくと思います。

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