ステータスバーへ情報を簡易表示する .NET では、ステータスバーへ情報を簡易表示することが可能です。この機能を使えば、簡単に、マウスやフォーム座標など、リアルタイムに表示するといったことが実現します。フォームに次の様なコードを記述します-----------VB.NETコーディングここから-------------------1.フォームに、タイマーコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 Timer1) ※デザイン時は、フォームの下へ設置されます。2.フォーム下側に、ステータスバーコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 StatusBar1)3.配置したステータスバーコントロール StatusBar1 を 選択して、プロパティウィンドウの「Panels」プロパティの 「(コレクション)...」をクリックして、 StatusBarPanel コレクションエディタを起動します。4.StatusBarPanel コレクションエディタに表示されている 「追加」ボタンを2回押します。 ※2つ、ステータスバーとして情報表示するためです。 (デフォルトのオブジェクトの名前 StatusBarPanel1 , StatusBarPanel2 が追加されます)5.StatusBarPanel コレクションエディタに表示されている 「OK」ボタンを押して、閉じます。6.配置したタイマーコントロール Timer1 を 選択して、プロパティウィンドウの「Enabled」プロパティを True にします。7.フォームで右クリックして、「コードの表示」を 選び、コード編集画面にします。8.Public Class Form1 内に、 次のコードを記述します。 'ステータスバーに表示するサブルーチンです。 Sub Status_Dsp() 'ステータスバーのパネルサイズ StatusBar1.Panels(0).Width = Me.Width * 0.5 StatusBar1.Panels(1).Width = Me.Width * 0.5 '中央に表示します。 StatusBar1.Panels(0).Alignment = HorizontalAlignment.Center StatusBar1.Panels(1).Alignment = HorizontalAlignment.Center 'ステータスバーに表示する内容です。 StatusBar1.Panels(0).Text = _ "幅:" & Me.Width & ", 高さ:" & Me.Height StatusBar1.Panels(1).Text = _ "位置X:" & Me.Left & ", 位置Y:" & Me.Top End Sub9.配置したタイマーコントロール Timer1 を ダブルクリックして、コード編集画面にして、 次のコードを書き込みます。 Private Sub Timer1_Tick(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Timer1.Tick 'ステータスバーに表示 Call Status_Dsp() End Sub10.ビルドして実行します。11.フォームのサイズを変更したり、移動したりすると、 ステータスバーに表示される内容が変化します。-----------VB.NETコーディングここまで-------------------上記をカスタマイズして、マウスポインタの位置や、ちょっとしたヘルプなども表示してみると、いいでしょうねっ。
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