ファイルを選べるダイアログを表示して、オープンする .NET では、ファイルを選べるダイアログを表示して、関連付けられたアプリケーションからオープンすることが可能です。この機能を使えば、簡単に、ファイル選択をして関連付けられたアプリケーションで編集するといったことが実現します。フォームに次の様なコードを記述します-----------VB.NETコーディングここから-------------------1.フォームに、オープンファイルダイアログを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 OpenFileDialog1) ※デザイン時は、フォームの下へ設置されます。2.フォーム左上側に、ラベルコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 Label1)3.フォームに、ボタンコントロールを配置します。 (デフォルトのオブジェクトの名前 Button1)4.ボタンコントロールの text プロパティに「ファイルを開く」と記述します。 ※説明用のためです。必須ではありません。5.ボタンコントロールをダブルクリックして、 ボタンのクリックイベントの編集を開始して、 フォームの宣言部に、次のコードを記述します。 ※フォームクラス定義(Public Class Form1)より、 上に記述してください。 Imports System.IO さらに、次のコードを記述します。 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click Dim myStream As Stream Dim openFileDialog1 As New OpenFileDialog() Dim strPath As String 'カレントドライブとパスの設定 openFileDialog1.InitialDirectory = "c:\" 'フィルターの設定(テキストファイル、すべてのファイル) openFileDialog1.Filter = _ "txt files (*.txt)|*.txt|All files (*.*)|*.*" 'フィルターの設定(2番目のすべてのファイル) openFileDialog1.FilterIndex = 2 'ディレクトリ情報の更新 openFileDialog1.RestoreDirectory = True If openFileDialog1.ShowDialog() = DialogResult.OK Then myStream = openFileDialog1.OpenFile() If Not (myStream Is Nothing) Then ' Insert code to read the stream here. 'ラベルへオープン対象のパスをセットしています。 strPath = openFileDialog1.FileName Label1.Text = strPath 'オープン対象のパスを関連付けられた 'アプリケーションから起動するようにしています。 System.Diagnostics.Process.Start(strPath) myStream.Close() End If End If End Sub6.ビルドして実行します。7.「ファイルを開く」のボタンを押して、 ファイルを選ぶダイアログが表示されてきます。8.開きたいファイルを選んで、確定します。9.ダイアログが閉じて、開きたいファイルが、 関連付けられたアプリケーションからオープンされます。-----------VB.NETコーディングここまで-------------------上記をカスタマイズして、ファイル検索の機能も追加可能です。また、ファイルをオープンしたくなく、単に選択したファイル名のみを取得することも可能です。openFileDialog1.FileName には、選択されたファイルパスがセットされます。
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