レジストリへの保存と読み出し
|
|
.NET では、レジストリを容易にコントロールできる機能が用意されています。 この機能を使えば、簡単に、 アプリケーションの個別設定の保存ができます。
例えば、ウィンドウのサイズや、位置などを前回起動した状態で 呼び出すことなどが可能になります
フォームに次の様なコードを記述します
-----------VB.NETコーディングここから-------------------
1.フォームでダブルクリックして、フォームのロードイベント プロシージャのコード編集画面にします。
2.次のコードを記述します。
Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
Me.Left = GetSetting("FormRegSample", "Position", "left", 0) Me.Top = GetSetting("FormRegSample", "Position", "top", 0) Me.Width = GetSetting("FormRegSample", "Size", "width", 100) Me.Height = GetSetting("FormRegSample", "Size", "height", 100)
End Sub
Private Sub Form1_Closed(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Closed
SaveSetting("FormRegSample", "Position", "left", _ CStr(Me.Left)) SaveSetting("FormRegSample", "Position", "top", CStr(Me.Top)) SaveSetting("FormRegSample", "Size", "width", CStr(Me.Width)) SaveSetting("FormRegSample", "Size", "height", _ CStr(Me.Height))
End Sub
3.ビルドして実行します。
4.サイズや位置はデフォルトとしてフォームが表示されます。
5.適当にフォームサイズや、フォームの表示位置をマウスドラッグで 変えて、フォームを閉じます。
6.もう一度、フォームを表示してみます。
7.前回の表示状態を維持して、フォームが表示されます。
-----------VB.NETコーディングここまで-------------------
フォームのロードイベントでは、 GetSetting 関数により、レジストリより値を取り出しています。 レジストリに記憶されている値がない場合は、デフォルトで 値 を設定するようにしています
フォームのクローズイベントでは、 SaveSetting 関数により、レジストリより値を書き込んでいます。
この場合、レジストリへの記憶は、 アプリケーション名、セクション、キー の3種類の項目キーでユニークとして書き込みしています。
ここでレジストへ書き込みした情報は、 HEKY_CURRENT_USER\Software\VB and VBA Program Settings 配下へ保存されます。
|
http://anetm.com/dev/d.cgi?SC=DTDTL&o=O/7
Copyright(c)2001-2004 Ai Net Makoto 記事・情報の無断転載を禁止します。
|